就職に向けて †
面接 †
- 面接ではもちろん,聞かれたことに的確に答えることが望ましいですが,うまく答えられない,自信がない,という人もいるでしょう.
- これはすべて,関連する情報に対する理解不足が原因となっています.
- たとえば,小学1年生に基本的な漢字や計算を教える場合,自信がないという人はあまりいないと思います.
関連する情報の収集 †
- まず,答えに関連する情報を知識としてもっていないと,何も答えることができません.
- 聞かれることが想定される,時事問題,会社の概要,業務などについて,基本的な情報,関連する話題等について,ネットを駆使して,十分に背景知識を入れておくことが大事です.
的確な回答の構築 †
- 知識が得られた後には,回答を作る練習をしておくことが大事です.
- 普段からいろいろなことの意味を考え,大事なことを見抜き,自分なりの結論を用意しておくことです.
- たとえば最近の話題であれば,原子力発電にまつわるエネルギー問題について,原子力は今後必要か?という問いに対して,持っている知識を動員します.
- 原子力による放射能のリスク
- 水力,火力,風力,太陽光などの各種発電の現状
- 電気料金,電力会社の選択の余地がないことについて
- 他の国の状況について
- それらをもとに,(正解はないので)自分としての結論を,論理的に,聞き手が納得できるように説明する方法を考えます.
- 考えがまとまってきたら,実際に文章に書き起こすのも良いです.
- その他,考える練習としては,ブログやSNSなどで,定期的に世の中の問題に対する自分の考えをまとめてアップすることなどが効果的です.
まとめ †
- 普段,また早い段階から上記の練習を始めることが大事
- 研究についての質問もあるでしょうし,意味を考えながら,研究に力を入れることもひとつの近道
- 自分が天才だと思わないのであれば,地道に努力することが大事
礼儀 †
- 面接もそうですが,リクルータなど会社の人との直接またはメールでのやりとりでも,さまざまな点でチェックされている可能性があります,
- 挨拶や,身だしなみを含め礼儀にかかわることは,普段から心掛けていないとどこかでぼろが出ます.
- また,メールは後々まで残るものですので,基本的な書き方はもちろん調べておくとともに,自分が読み手だった場合に失礼に感じないかなど,十分に気をつける必要があります.
- 人柄も重視されますので,笑顔でにこやかにして,普段から下記を意識したコミュニケーションを行いましょう
- 話しかけやすい雰囲気を作ること
- 冗談などに良く反応して,喜怒哀楽の表情を豊かに出すこと
- 嫌みを言わないで,相手を立てる発言を心掛けること
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